はじめに
こんにちは、中途採用チームのSです。
労働人口の減少や働き方の多様化が進む昨今、働くすべての人が力を発揮し、充実した未来を描けることが重要になっています。私たちマイナビでは、クライアントやユーザーだけでなく、社員一人ひとりも自分らしく、働きがいを感じながら活躍できる職場づくりを推進しています。
今回は、ライフステージの変化を経験しながらも、子育てと仕事を両立させて働くワーママ&ワーパパによる座談会を開催しました。それぞれの働き方や職場環境など、当事者から見たマイナビの姿とは……?
プロフィール
(Y・Y) ※写真右
就職情報事業本部
もうすぐ4歳を迎える一児のママ。新卒でコンサルティング会社に入社後、2016年にマイナビへ中途入社。就職情報事業本部の営業に配属される。2020年4月に課長へ昇進した後、産休・育休を経て2021年4月より同部署に復帰。現在に至る。
(S・S) ※写真中
転職情報事業本部
3歳と1歳の二児のパパ。2018年マイナビへ中途入社。転職情報事業本部の営業に配属後、2019年の社内表彰で「キャリア新人賞」銀賞を受賞したことを皮切りに、プレイヤー賞など各賞で金賞に輝く。2022年10月より課長に昇進して活躍中。
(Y・M) ※写真左
アルバイト情報事業本部
2歳になった一児のママ。2017年にマイナビへ新卒入社。アルバイト情報事業本部の営業に配属され、港区エリア・千代田区エリアで「マイナビバイト」等の提案営業を担当する。2021年12月より産休・育休を経て2023年5月より復帰し現在に至る。
子育てと仕事の両立──。それぞれの不安は?
(採用S)本日はお集まりいただきありがとうございます。早速ですが、マイナビで子育てと仕事を両立していく上で、働き方や将来に不安はありましたか?
(S・S)家族のためにより多くの時間を使いながら、仕事と両立できるか、キャリアアップしていけるか不安はありました。
私の場合、子どもが生まれたタイミングとコロナ禍が重なっていたので、思うように営業できないし、子どもの出産にも立ち会えない。生まれた子どもにも会えない。そんな状況にも不安を感じていました。
(Y・M)『マイナビバイト』は、飲食店のクライアントが多いので19時や20時開始のアポが入ることもあります。そういったクライアントは「もう担当できないな」と思っていました。
産休に入るとき、まだ周囲に営業を続けているワーママがいなくて良くも悪くも働き方を想像できなかったのですが、育休からの復帰が近づくにつれて、体力や両立の不安が現実味を帯びてきたのを覚えています。
(Y・Y)私の場合、当時の上司がワーママだったので、両立に対する不安はほとんどなかったです。実際に働いている姿も見ていても「大変そう……」という感じはなく、仕事も子育ても楽しんでらっしゃる様子だったので、安心して産休・育休に入ることができました。
しいて言えば、私も夫も実家が離れているので、何かあっても気軽に頼れないというのが少し不安ではありますね。
環境の変化が「メリハリある働き方」を後押し
(採用S)時間の使い方や働き方など、子育てと仕事を両立するために工夫していることはありますか。
(Y・M)
クライアントには小さな子どもがいて時差勤務であることを伝えて、対応が翌日になることや、急なリスケが発生する可能性、アポイントは夕方以降は設定しないことについてもご理解いただいています。
また、社内でも「最近、保育園でこんな病気が流行っているから急に休むかも」といった状況はこまめに共有するようにしています。
(Y・Y) 私も一緒です。クライアントには退社時間を伝えてご理解いただいています。仕事については、一定の質を担保しながらもスピード感を重視してタスクをこなすこと、急な呼び出しや休暇もあり得るので、その日にできることはやりきって退社することを意識して働いています。
(S・S)
私は、課のメンバーが新人ばかりなので、出社日にメンバーのサポートに入るためにリモートワークの日を事務作業に集中する時間としています。出社日は通勤時間がある分、仕事は早く切り上げて、家族との時間をつくるように意識しています。
そういえば、今回みなさん営業ですが、WEB商談率ってどれくらいですか?
(Y・M) オフィスワークのクライアントだとWEB商談のことが多いですが、飲食店やコンビニだとほぼ100%対面です。個人的には飲食店のクライアントが得意なので、割合としてはそんなに高くないですね。
(Y・Y) 私の部署だとWEB商談が基本です。全体の70~80%はWEB商談だと思います。クライアントから「対面で」とご要望をいただかない限り、訪問することはほぼありません。
(S・S) 私は90%くらいがWEB商談です。私も対面を希望されるクライアントだけ訪問しています。首都圏ならではかもしれませんが、クライアントもWEB商談が基本なので何もいわなくても「では、会議URLを発行しますね」となることが多いです。
周囲の理解とサポートがあるから安心して働ける
(採用S) お子さんやご家庭の事情で急な対応が必要なとき、どのようにして乗り切っていますか?
(Y・Y)
潔く仕事を切り上げてお迎えに行くか、看護休暇を取得しています。ただ、夫婦間で連携はとっているので、その日にアポイントや急ぎの仕事がないほうが対応しています。
営業なので、周囲のメンバーに引継ぎをお願いするということは少ないですが、メンバーが気を遣ってくれるので「私は大丈夫だから遠慮なく連絡してね」と発信しています。
(S・S) 私は所長やブロック長など上司の理解もあるので臨機応変に対応できています。コロナ禍のおかげでWEB商談がメインになったので、これまでだと休むしかなかった、誰かにフォローしてもらうしかなかった場面でも仕事ができるのは大きなメリットです。
(Y・M)
どうしても対応が必要なものは課長にお願いしています。とはいえ、自分のタスクが溜まらないように病児保育や病児シッターの登録、自治体の助成制度などは常にチェックしていつでも使える状態にしています。
休みが続かないように、終日休暇、半日出勤をくり返す変則的な働き方になることもありますが、快く受け入れてくださる課長には本当に感謝しています。
配慮はあるけど平等──。人が魅力の環境
(採用S)ワーママ&ワーパパが働く環境としてのマイナビの魅力を教えてください。
(S・S) リモートワークやWEB商談をフル活用できるので、子どもとの時間を大切にできることです。ごはんを一緒に食べたり、お風呂に入れられたり、幼稚園も送りだけはできています。近しい世代も周りにいるので、子育てや急な休みについても理解がある、フォローが受けられる環境だと思います。
(Y・M) やっぱり「人」だと思います。私の事業部はワーママ&ワーパパはまだまだ少ないですが、子どもの事情を話せば理解してくれるので本当にありがたいです。ネットなどでたまに見る「休みすぎで困るよ~」と言ってくるような人はいません!
(Y・Y)
上司部下、先輩後輩、多くの方の理解がある環境だと思います。業務ではチームの人数や、クライアント数などの配慮を受けつつも、働くことを制限されない、挑戦する機会を奪われることなく平等に接してもらえるのは大きな魅力です。
制度面でも、時差出勤の選択やリモートワークができるようなったことで、より柔軟に働けるようになり助かっています。
(採用S)最後にこれからの目標について教えてください。
(S・S) 子どもが大きくなったとき、父親がマイナビで働いていることを誇りに思ってもらえるように仕事を頑張って、最短で所長、ブロック長に昇進したいです。そして「父親と遊んだ記憶がない」と言われないようにたくさんの時間を一緒に過ごしていきたいです。
(Y・Y) 自分が働くことを通じて、メンバーに持続可能な働き方を考えるきっかけや、これから子どもを持つことを考えている社員に「この会社なら安心して実現できるんだ」ということを示したいです。部長以上の役職のワーママがまだ少ないので、自分たちがその立場になってより良い職場になるよう声を上げていきたいです。
(Y・M) ワーママでも営業を続けられることを体現して「ワーママのロールモデル」になりたいです。制度や理解もあるとはいえ、もっと改善したいと感じることもあります。現在「ワーママ座談会」の開催や、より短時間で成果を上げる社員が評価されるような評価制度の導入などを起案したく準備を進めています!
※所属を含む掲載内容は取材当時のものです。