はじめに
こんにちは、中途採用チームのHです。
就職や転職、結婚など人生のさまざまな場面に寄り添ったサービスを展開している私たちマイナビ。その中でも、高校生がユーザーとなる『マイナビ進学』は、マイナビとユーザーの”最初の接点”として重要な役割を担っています。
高校生の成長と未来を応援する『マイナビ進学』が提供している価値とは? 仕事のおもしろさとは? 将来性や今後の展望とは? 今回は、未来応援事業本部で『マイナビ進学』のコンテンツ企画・編集に携わっている責任者に話を聞いてみました。
プロフィール
未来応援事業本部 企画運営統括本部 企画運営統括部 コンテンツ運営1部 部長
前職では、学校法人で高校生の募集広報を経験。若年層向けのサービスにより深く関わりたいという想いから、キャリア採用で2012年9月マイナビへ入社する。
入社後は、教育広報事業本部(現:未来応援事業本部)の制作ディレクターとして、学校パンフレットや学校広告、進学情報誌の制作進行管理を担当。現在は、編集部門の部長として『マイナビ進学』のサービス全体に関わるコンテンツ制作や編集に携わっている。
入試をゴールにしない。卒業後のキャリアも見据えて
(採用H)本日はよろしくお願いします。さっそくですが『マイナビ進学』のサービスについて教えていただけますか。
(T・K)『マイナビ進学』は、これからの進路を考える高校生(ユーザー)に向けて、大学・短大・専門学校(クライアント)の情報を紹介する進学情報サービスです。入試情報が見られるメディアというイメージを持たれるかもしれませんが、文理選択から大学卒業後の職業・キャリア選択まで、進路選択に必要な情報を総合的に提供しています。
(採用H)Kさんの仕事内容について教えていただけますか。
(T・K)進学情報ポータルサイト『マイナビ進学』や進学情報誌の編集・コンテンツ制作のほか、会員登録していただいているユーザーの情報管理があります。このほかにも、SNS広告などのオンライン広告、DM、マイナビが協賛しているイベントへのブース出展といったオフライン広告など、担当する領域は多岐にわたります。
クライアント、ユーザーの双方に関わり価値を提供
(採用H)『マイナビ進学』がユーザー、クライアントに提供していること、大切にしていることを教えてください。
(T・K)
まず、クライアントに対しては『マイナビ進学』を経由した募集広報の支援です。私が担当している業務は主に、ご参画いただいている一校一校の資料請求数、イベント送客数を向上させることで、クライアントに貢献します。
ユーザーに対しては、まずサービスを「使ってみたい」それから「また使いたい」と思っていただけるコンテンツを提供することです。進路選択の多くのタイミングで『マイナビ進学』を活用していただけるサービスになることをめざしています。
(採用H)クライアントだけでなく、ユーザーとの接点もあるのでしょうか?
(T・K) はい、あります。ユーザーのご意見やご要望を反映しながらコンテンツを企画しているのは『マイナビ進学』の特長かもしれません。既存のコンテンツについても「ここが分かりづらい」といったご意見を吸い上げながら、見直しや改善を続けています。
(採用H)ユーザー、クライアント双方に接点があるのは仕事のおもしろさにもつながっていそうですね。
(T・K) 自分たちが企画したコンテンツにどんな反応があって、どのように改善するか考えて実行できるのは、マイナビならではのおもしろさです。 コンテンツの制作だけを担っている会社の場合だと、コンテンツを制作して納品したら終わりで、その後の反響や効果を知ることができないことがほとんどだと思います。対応範囲が広いからこそ大変なことはありますが、それだけやりがいも大きいことが魅力です。
パーパスをきっかけに成長は次なるステップへ
(採用H)売上を伸ばし続けている『マイナビ進学』ですが、その要因はどこにあるのでしょうか?
(T・K)
この10年ほどは、サービス利用者の拡大をKPIに設定し、達成をめざしてきました。売上の拡大にはつながりましたが、数年前からは次の段階としてユーザー、クライアントにより価値のあるものへ踏み込むことが必要性課題として浮き上がってきました。
マイナビグループのパーパスが策定されたことは、ただ数字を拡大することから、より本質的な価値を高めることへの転換点になったと感じています。
(採用H)パーパスが『マイナビ進学』のサービスにも変化をもたらしているのですね。
(T・K) パーパスは、これから『マイナビ進学』がどのようにしてユーザーや社会に貢献していくのか見つめ直すきっかけになりました。
たとえば「資料請求で図書カードをプレゼントします!」というのは、ユーザーにとって本質的なメリットではありません。ユーザーの大切な個人情報をお預かりしている対価として、より分かりやすい情報を提供できるように心がけています。
大切なのは、経験よりも”誰かのために”
(採用H)職場はどのような雰囲気でしょうか?
(T・K)職場はフレンドリーな雰囲気だと思います。メンバーの年齢層は幅広いですが、コンテンツ制作においては情報共有を頻繁に行うようにしています。
オフィスがフリーアドレスで、テレワークも導入していることから、やりとりはチャットやWEB会議で行うことが多いですがメンバー間で話しやすい雰囲気はあると思います。
(採用H)どのようなタイプの方が多いですか?また、大切な資質があれば教えてください。
(T・K)未来応援事業本部では「自身ではなく他者のために行動できる」「Win-Winの関係を意識できる」タイプの方が多い印象です。
どうしたら高校生にメリットを理解してもらえるか、どうしたら進路の悩みを解決できるかを考えるとき「相手の目線に立てる」は大切な資質だと思います。
(採用H)キャリア採用の場合、学校や教育業界の経験がある方が多いのでしょうか?
(T・K)メンバーの前職はバラバラです。私のように学校法人の出身者もいますが、BtoBの営業職や販売職などまったく関係ない業界出身のメンバーも多いです。
前職での経験は関係なく「ユーザー、クライアントにどのようなメリットがあるか考えて行動できる」そんなメンバーが活躍しています。
“やりたい”にチャレンジできる環境
(採用H)Kさんから見た「マイナビの魅力」はどこにあるでしょうか?
(T・K)「やりたい」と手を挙げればチャンスが回ってくるところだと思います。もちろん、やるまでの準備や、やりきるための責任感が必要なのは前提です。
コンテンツをつくるときも、本人が納得して、楽しみながらカタチにしていくほうがユーザーにとってもいいものができると思います。部下が「やりたい」といってくれたことは、なるべく叶えたいと思いますし、大きなリスクがあると判断したときは必ず助言しています。
昨年したことを昨年同様にしただけでは成長につながりませんし、メンバーの評価基準でも「新しいことにチャレンジしたか?」は重視しています。失敗することもあるかもしれませんが、それはそれで次に向けた経験として「何が悪かったのか」をメンバーと一緒に考えながら進めるようにしています。
これからの時代だからこそできることを
(採用H)少子高齢化が進んでいる状況で、市場は縮小傾向にあるイメージがあります。今後の展望についてKさんはどのように考えていますか?
(T・K)確かに市場としては人口減少というキーワードをよく耳にし、以前に比べると縮小傾向にあると思いますが、私たちのサービスにできることや必要とされる場面はまだまだあると思います。
(採用H)学校の募集広報が難しくなる時代だからこそ『マイナビ進学』に期待されることも大きくなるということですね。今後、Kさんがチャレンジしたいと思うことはありますか?
(T・K)少し抽象的ですが、大学・短大・専門学校に入学して終わりではなく、その先の学びや就職活動、その後のキャリアに役立つものを提供できるといいなと思っています。
たとえば『マイナビ進学』のサービスを利用して資格が取れる、プログラミングが学べるといったスキルが身につくもの。あるいは、進路選択と将来の仕事を具体的にイメージできるようなサービスの仕組みなどでしょうか。
私自身、進学や就職で後悔したことがあります。だからこそ、ユーザーには後悔のない選択をしてほしいと願っています。そのためにも、高校生の進路選択でハードルになるものを一つひとつ取り除いていけるような価値を提供ができるとうれしいですね。
マイナビをめざしている方にメッセージをお願いします!
(採用H)今回は、お時間をいただきありがとうございました。最後にマイナビをめざしている求職者の方にメッセージをお願いします!
(T・K)未来応援事業本部では、営業・コンテンツ企画・制作などさまざまなポジションで採用を行っています。少しハードルが高そうなイメージを持たれるかもしれませんが、大切なのはユーザーの目線に立つことです。
ご自身が高校生だったときを振り返り「こんなサービスがあったらよかったな」という想いが、現場では貴重な意見になります。ぜひ、私たちと一緒に働きましょう!
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※所属を含む掲載内容は取材当時のものです。